第12回『おれの弟』

 109話の「おれの弟」(『オール読物』昭和53年10月号。文春文庫18巻)は、平蔵と小柳安五郎が極めて危険な仕事をする物語である。  梅雨が上がって猛暑となり、外に出ないでいると妻・久栄に注意されたので、平蔵は翌朝御家 … 続きを読む 第12回『おれの弟』